機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ(映画)の口コミ評価まとめ！みんなの評判レビューを確認しよう（ネタバレ含む）

「機動戦士ガンダム　逆襲のシャア」の物語を受け継ぐ正統な続編。

原作の小説が発売されてから、30年以上も経つことに思いを巡らせると、感慨深いものがあります。

その間に数多くのガンダム作品 （宇宙世紀とそれ以外） が作られてきました。

この映画を観るまでは、「ガンダムUC」 が 「逆襲のシャア」 の続編的な位置づけにあると思っていました。

「ガンダムUC」 は 「逆襲のシャア」 の3年後を舞台にしており、ファーストガンダムやグリプス戦役のオマージュを数多く含んでいたからです。

しかし、この映画を観て、やはり 「閃光のハサウェイ」 こそが初代ガンダムの流れを汲み、シャアとアムロの遺志 （2人とも生死不明ですが、あえて「遺志」と書きます） を受け継ぐ物語であると強く感じました。

他の作品を論評する場ではないので多くは述べませんが、「閃光のハサウェイ」 は 「なんちゃって宇宙世紀」 と 「本物の宇宙世紀」 の違いを、はっきりと示した作品であると思います。

あえてセリフを多用せず、説明的な言い回しをおさえて、登場人物の表情や仕草がアニメーションで、素晴らしく表現されていると思いました。

ただし説明的なセリフがほとんどないために、予備知識がない人が観るとストーリーの流れが掴みづらいかもしれないと感じました。

原作小説と 「逆襲のシャア」 を知っているからこそ、なるほどと思えるシーンがいくつもありました。

それに細やかな描写は、映画館の大画面でないと分かりづらいとも思えました。

劇場公開版限定DVDを購入して、自宅で見直したとき、そのように思いました。

細かい設定で、本筋と関係ない （ネタバレにはならない） ので、簡潔に少しだけ書くと、「逆襲のシャア」 から12年後の物語であるにもかかわらず、アームレイカーが採用されているのを見て、少し感動しました。　その細かい指の動きなどは、大スクリーンであればこそわかる描写だと思いました （アームレイカーが分からない人は、ネット検索すると出てきますよ）。

それにモビルスーツのコクピットに登場しているアングルからの描写は、4D で体験すると、まるで自分が操縦しているようであり、ユニバーサルスタジオの乗り物に乗っている気分になれました。

是非、劇場 （特に 4D） で観ることをおススメしたい作品です！

この作品は小説の閃光のハサウェイがモチーフになった作品です。逆襲のシャアの後日談的位置にあります。まさか、クスィーガンダムとペーネロペーが動いている姿が映像で見られる日が来るなんて思いもしませんでした。20年以上前の作品ですから本当に見た時は感慨深いものでした。クスィーガンダムのことを初め見た時になんという名前のガンダムかわかりませんでした。漢数字の三みたいな記号しかなかったので読み方が謎です。この作品は三部作構成の一作目です。それを知らなかったので少しテンポが遅いなと感じていました。もっとスピーディに物事を片付けていってほしいです。それからハサウェイがブライトさんの息子という設定もすごく宇宙世紀を感じることができていいですね。

久々の機動戦士ガンダムの正当な後継作として期待していました。舞台はシャアの反乱と言われる、第二次ネオジオン戦後のお話です。人類を見限ったシャアとまだ人類を見捨てなかった二人のニュータイプ、シャアとアムロの両方の立ち位置や考えを肌で感じ、成長したブライトの息子ハサウェイ。結局はシャアの側に近い（人類を見限る）考えの元、反乱の中心となり、物語は進んでいきます。果たして何部策になるのかは不明ですが、すでに続編に期待しています。平成に入り、少し方向性を失ったガンダムシリーズですが、これは、昔のガンダムを思い出せるような、本来のガンダムの形がとられています。人間関係、基本のモビルスーツ戦（バカでかい出力の大砲やチートな装備ではなく、あくまで撃ち合い等）、やっぱりガンダムはこうでなくちゃと再度確認させられます。続編はいつになるのかわかりませんが、首を長くして待ちたいと思います。

宇宙世紀シリーズのガンダム作品として、これほどまでに映像化が成功した作品はないのでは？この作品は、すでに出版されている小説が元となっているので作品の大まかなストーリーを知っている方も多いはず。それでもこの映画が素晴らしいと思えるポイントは、ずばり映像美だと思う。中盤、主人公のハサウェイがヒロインのギギと共にMSの襲撃戦を逃げるシーンがあるのだが、それが思わず息を?むほどのド迫力となっている。

リアルすぎて恐ろしいとまで思ってしまう襲撃戦でありながら、丁寧に描かれている街の風景、そしてMS戦による光の演出（予告でも出ている2人が抱き合っているシーンなど）この映像美を映画館のスクリーンで観るのと、自宅のTV画面で観るのとでは大いにインパクトが違ってくることだろう。

ぜひ映画館のスクリーンをお勧めしたい。ちなみにアニメの映画化おいて、原作（ＴＶ版など）とは結末が異なっていた。なんてのは有り得ないことではない。『閃光のハサウェイ』は全三部作の作品となっていて、第一部は小説のストーリーに沿った内容で原作ファンも納得の出来だと思う。

しかしながら、映画『閃光のハサウェイ』ももしかしたら小説とは違う結末になるのではないか？と期待してしまうのも、この作品を追ってしまう理由の一つなのだろう。

映画化待ち望んでいました。

個人的には大満足でした。人間描写が丁寧に描かれていたので正直なところ自分が歳をとってから観れてよかったです。もし子供の頃に映画化されていたらそんなに楽しめなかったと思います。

全体的に展開が丁寧だったゆえにテンポがスローだったので、もしかしたらクスィーが出てこないのでは？と不安になりましたが、後半しっかりと登場してくれました(笑)

モビルスーツ戦は夜間の戦闘シーンが多く戦闘の見えづらさが逆にリアルさを引き出していたように思います。特に市街地の戦闘シーンは地上にいる人間視点だったので、真っ暗な空から色々な物が降ってくる状況は恐怖でしかないです。

ギギが小説版よりも大人っぽく感じたが、劇場版も魅力的に描かれてます。

一度は友人のような距離感だったハサウェイとケネスのライバル関係が二部以降どのように描かれるのかが今から楽しみです。

約30年ほど前に富野由悠季氏が書かれた小説で宇宙世紀物ガンダムの中で映像化されていないガンダムの一つでした。諸般の事情があったにせよ今回、映画という形で本作を映像化された事には感慨深い物がありました。ここに登場するガンダムは脇役という存在であり、この物語は人間関係に趣を置かれた映画だと思いました。これは本来、富野由悠季氏が描きたかった本当のガンダムであり、本来ならば富野由悠季氏自身で監督を務めて貰いたかった映画ではありましたが、新たな若手監督による映像化は富野由悠季氏の対する最大限のリスペクトを感じさせる内容となっていました。今までのガンダムは何処かプラモデルを売るための宣伝フィルムのような感じがしましたが、この映画では人間描写をメインにした物語だと思いました。

ガンダムシリーズはたくさん出てますが、最初から最後までちゃんと見たのは初めてでした。

ガンダム作品の地球連邦軍とジオンが地球側からの独立をかけて戦争をしている。というやんわりとした設定と、他にアムロ、シャア、ガンダム、ザク、モビルスーツしかガンダムに関する用語を知らない状態で映画を見ました。

案の定、ついていくのが大変でした。一緒に見ていた夫に質問しながらの状態でした。

感想としては、続きがとても気になりました。

ハサウェイの考え、作戦は成功するのか。

ギギとの出会いで何か少し気持ちが揺れていた？ように感じたので、最終的にハサウェイはどうするのか注目したいです。

また、ハサウェイ役の声優さんもハサウェイにぴったりだったので、それも含めて続きが楽しみです。

主人公のハサウェイはこれまでの映像化に準じた為に地味な印象ですが、それが世界的テロ組織の表向きのトップの正体ということで上手く作用していたように思えます。映像は南国が舞台ということで大変美しかったです。アクションシーンは生身での対ハイジャック犯からモビルスーツによるテロシーンから最後のクスィーガンダムの大気圏突入までどれも凄かったです。ストーリーについては、マフティーは世界的テロリストで人気はあるものの一般市民には彼の主義自体は荒唐無稽でピンとはきていないようです。それでも若くしてアクシズショックの当事者となってしまったからかハサウェイ自身世の中をなんとかしようと焦っているように見えます。その辺りを組織にも良い様に使われていてハサウェイの人生にハッピーは待っていなさそうですが、ギギの登場で少しはましな方向に行くのを願うばかりです。

グランドエスケープは好き。

多分純粋に楽しめなくなったのは、自分の心が成長してしまったからだろう。

そしてあいつは大人になった仗助なのだろうか？(そんなわけない)

映像はとんでもなく綺麗だが繰り返し同じものが流れる事が多い印象で、話もあまり面白くなかった。大人の目線で見て心配ばかりしてしまうからかな。私が作品のターゲットではなかっただけかもしれない。

消えかかった自分を見て全てを悟って、世界のために自分が消えようと覚悟を決めるところにグッときてしまった。

それでもなんとかしたくて頑張るほだかも良い！！

色々とツッコミどころが、、という意見もあって賛否両論のようだけど全体的にさすが新海誠だなというくらい映像は美しいし、2人の愛と勇気の物語だなと思った。

世界のことなんてなんでもいいから君を助けたいって気持ちがジリジリした。